中華職棒は、ここに住む人の夜のひとつだ。MLBではない。それでいい。チケットは安く、ビールは普通で、WARの説明は要らない。天母と新荘が盆地の球場。桃園のスタジアムは、金曜に市に残る正当な理由になる。地方は通勤ではなく週末だ。
公式アプリか球団のページで買う。英語は少ない。窓口なら数字と指で足りる。日陰が続くなら一塁側。外野は景色つきの日焼けだ。一枚、羽織を持っていく。九月の夜は、予報より先に冷える。
締め切りは九回ではなく、最後の捷運だ。桃園の試合のあとの機場線なら、延長の前に時計を見る。負けは早退の理由にならない。よく行く人は、歌が流れるときまだそこにいる。
行ったことがなければ、今月一度行く。行ったことがある人の隣に座る。まだ応援するチームは要らない。要るのは、またレストランではない火曜日だ。
